激安キャットフードはジャンクフード?
キャットフードの価格はピンからキリまでありますが、やはり原材料に気を使っているものほど高価格になってきます。
では、激安のキャットフードと高価格のキャットフードでは原料に一体どんな違いがあるのでしょうか。
原材料に良い物を使っているキャットフードは、人が食べても安全な食材が使われています。
肉には色々な部位がありますが、骨や蹄、皮の部分など、人が食べる際には廃棄してしまう場所、これを使っているのが激安のキャットフードです。
もちろん原材料に粗悪な部分を使っていると味が落ちますし歯ごたえや風味も悪くなりますので、それを補うために香料などの添加物や、形を整えるための凝固剤などをたくさん使用することになります。
このようにケミカルなものがたくさん入っているフードは安くて日持ちするのがメリットですが、人の食事でいうと保存用や着色料がたくさん入ったジャンクフードと同じです。
消費期限が長いということは防腐剤も入っていますので、これを毎日食べさせていたら猫ちゃんの健康にあまり良いとは言えません。
良いものを求めすぎるとそれはそれでキリがありませんが、あまりにも低価格だけにこだわって、粗悪な品を長い期間与え続けるのも考えものです。
猫ちゃんの食事量は3キロくらいの成猫で、1回に75グラム程度を1日2回が平均ですから、1日にだいたい150グラムのキャットフードを消費することになります。
だいたい1週間で1キロ消費する計算です。
キャットフードの中心価格帯はキロ千円から2千円のものが相場ですから、だいたいその間のものを与えていれば粗悪な激安キャットフードではないと考えることができます。
激安キャットフードの中にはキロ200円から300円というような驚くほど安い商品がありますが、中心価格帯の3分の1の価格と考えれば原材料がどんなものかだいたい想像がつくというものです。
安いキャットフードは塩分も多い傾向がありますので、腎臓の病気にかかりやすい猫ちゃんの体質を考えたらやはり安すぎるキャットフードは体のために良くありません。