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妊娠・授乳期用キャットフードは何が違う?
猫の妊娠期間は約2ヶ月、産後の授乳期は母猫と一緒に飼育されている場合で大体3ヶ月ほどが目安といわれています。
妊娠授乳期間にあたる期間は、母猫には通常の食事よりも栄養価が高くかつ消化のよいフードを与える必要があります。
妊娠授乳期間には妊娠していない状態と比較して高たんぱく、高脂肪の妊娠授乳期用のフードを選び与えることが母猫の負担を軽くし、胎児の正常な発達ために必要です。
一般的に妊娠のごく初期、妊娠3週目から4週目あたりにかけてが胎児が急激に発育するため、母猫には妊娠期間中最も多くの栄養を与える必要があります。
この期間までに妊娠前の通常フードから妊娠期間用のフードに切り替えが完了しておくようにしましょう。
フードの切り替えはいきなり変えてしまうと食べてくれない確率が高く、また消化不良を起こす可能性もあります。
今までのフードに少しずつ混ぜ、徐々に切り替えを行います。
妊娠中の食事は摂取カロリーで1.5倍程度が目安となります。
たんぱく質と脂肪分は1.3倍程度を目安に考えましょう。
また、妊娠や授乳によって母猫はカルシウム不足になります。
カルシウムを意識的に与えましょう。
妊娠・授乳期用フードは、母猫に必要なこれらの栄養素や摂取カロリーが理想的な状態で配合されています。
出産後の授乳期にはさらに高カロリー、高たんぱくを意識してください。
授乳が始まって1週間後には妊娠中の2倍、産後3週目には3倍程度まで摂取カロリーを引き上げてやる必要があります。
量を食べてくれない母猫の場合は子猫用フードがよいでしょう。
妊娠授乳期用フードと同等またはそれ以上に高カロリー高栄養価の専用フードですので、食の細い母猫には特にお勧めです。