キャットフードに含まれている炭水化物について
キャットフードを購入する際に気をつけたい点があります。
それはキャットフードに炭水化物がどれだけ含まれているかです。
猫はもともと肉食であるため、炭水化物をあまり必要としていません。
また猫は糖質の消化や吸収機能があまり発達しておらず、炭水化物の多いキャットフードだと、胃腸に負担がかかりやすくなってしまいます。
キャットフードを選ぶ時には、出来るだけ炭水化物の量が少ないものを選んだ方がよいでしょう。
猫にとって必要な栄養素はタンパク質と脂肪です。
炭水化物は猫にとって全く不要ではなく、少量の炭水化物が必要です。
その理由は肉類には含まれていないミネラルやビタミンなどが炭水化物に含まれているため、微量の栄養素を摂取するためにもキャットフードに全く炭水化物が含まれていないと、健康上問題が出てきてしまうからです。
キャットフードの多くには残念ながら、どのくらいの炭水化物が含まれているのか、その量について袋に記載がないのが実情です。
中には、良心的なキャットフードメーカーもあり、炭水化物の割合が記載されている場合もあるので、こうしたメーカーのキャットフードを選んだ方が安心できるでしょう。
製造メーカー側としては、キャットフードの生産コストを下げるには、炭水化物の量を増やした方が原材料を安く押さえることが出来ます。
炭水化物の多いキャットフードが出回りやすいのが実情なのかもしれません。
キャットフードの中には穀物不使用のキャットフードがあります。
少々お値段が張るのが難点ですが、穀物不使用の代わりにサツマイモやジャガイモなどの芋類やりんごや人参、ホウレンソウなどが含まれているものもありますので、炭水化物の過剰摂取が気になる愛猫に与えてみるとよいでしょう。
穀物不使用のキャットフード以外にも、ビタミンやミネラル、健康によいとされるサーモンオイルやヒマワリ油まで含まれているものもありますので、こうしたキャットフードを選ぶのもよいでしょう。