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腎臓病対策を忘れずに
猫は腎臓が弱い動物です。
それゆえ老齢の猫に慢性腎臓病が多く、猫の死因上位に入っています。
慢性が多いのは、徐々に病気が進行するためです。
ですから、子猫の頃からの食事のケアと定期的な検査が大切となります。
食事のケアは、腎臓に余計な負担をかけないものをあげるように飼い主さんが与えるものを見極めましょう。
それでは、そもそも腎臓病はどのようにして発症するのでしょうか。
腎臓は、体内の老廃物を尿として排出し、血液を清潔に保つ役割を担っています。
そして、血液は、本来、腎臓の「ネフロン」という組織でろ過され、老廃物を排出する尿と分離されます。
しかし、慢性腎不全を患うと、その機能が少しずつ壊れ、腎臓全体のろ過機能が低下してしまうのです。
残念ながら、腎臓の機能は、一度壊れてしまうと修復は不可能なのです。
このように大切な腎機能を守るためには、食事のコントロールが大切です。
それは、3つあります。
1つ目は、リンとナトリウムの摂取を減らすことです。
このことで、腎臓病の進行を遅らせることを期待できます。
2つ目は、たんぱく質の摂取を減らすことです。
このことで、老廃物の量を軽減し、腎臓への負担を減らすことを期待できます。
3つ目は、オメガ3脂肪酸のEPA、DHA、リノレン酸の摂取の重要性です。
このことで、活性酸素が過剰に発生し、体がさびついた状態になることや高血圧、腎機能障害の進行の抑制を期待できます。
手作り、市販に問わず、これらのことを念頭に置いて、子猫の時から愛猫の腎臓の管理に気をつかいましょう。