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キャットフードを人も食べられるか
猫の食事は、かつて日本では「ねこまんま」など人の食べ残しで作った飼料がありました。
ですから、人と同じものを食べてきたともいえる猫は、キャットフードも人が食べておいしいのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。
実際、キャットフードには、見た目も人用の食品と遜色なく、よい素材を使っているメーカーも多数あります。
そして、キャットフードの開発には実食して、味を確認する会社もありますし、人が食べられることを明記しているメーカーもあります。
ただし、人が食べられるからといって、必ずしもキャットフードのすべてがおいしいとは言えません。
もし、飼い主が愛猫と同じキャットフードを食べるなら、ドライフードよりもウェットタイプの方が、人にはおいしいと勧める開発メーカーもあります。
なお、人がキャットフードを食べてみたいと思っても、以下のようなリスクがありますので、むやみに試食してみるのは、考えものです。
まず一つ目のリスクは、キャットフードに使われている肉類には人が食べない部位や状態のものを使用したものがあることです。
特に肉類とあって、副産物・ミールパウダーといった表示されているキャットフードならば猫に与えるのも望ましくない原材料でしょう。
また、キャットフードに含まれている食品添加物は、人には使用できないものを添加している場合がありますので、注意して確認するとよいでしょう。
蛇足ですが、「ねこまんま」そのものは、肉食の猫の食事として栄養価的に不十分といわれています。
理由は、猫の住環境の変化によって、かつてはネズミを取るなどして外で補給していた栄養素が猫自身で捕獲できなくなったことによるといわれています。